種類 |
特徴 |
【家墓】 |
『○○毛の之墓』と家名が彫られたもので、今日では最も
一般的なタイプ。
歴史は意外に新しく、明治の民法が『家』を意識したことと、
火葬が普及したことが理由で広まりました。家族で決めた継承者が
管理料を支払い、代々永続的に使用し、新たに遺骨を納めるときには、
墓石の裏や墓誌に戒名や俗名、死亡年月日刻みます。
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【合葬墓】 |
他人同士が集まって一つのお墓に入り、後に続く人たちが皆で
守って行こうという形式のもとで、東京の『もやいの碑』などが
有名です。
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【個人墓・夫婦墓】 |
個人墓は一人だけの専用の墓で、かつての日本ではこれが
主流でした。夫婦墓は一代限りのものですが、家墓と同様に
兄弟などの継承者、あるいは第三者が管理することとなります。
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【永代供養墓】 |
事前に永代使用料を払えば、継承者がいなくなっても霊園や
寺院が永続的に管理・供養を続けてくれるというお墓です。
一定の期間は個別に祀られ、後から合祀するものと、最初から
合祀するものとがあります。
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【有期限の墓】 |
基本的に墓は継承者がいる限り、永代使用が原則です。
しかし、今日では墓地の有効利用を図る意味から、最初から
期限のあるお墓も登場してきています。
形などは通常のお墓と変わらず、30~50年ごとに継承者の
有無を確認し、継承者がいない場合は遺骨を『合葬墓』に
合祀して霊園や寺院が管理・供養を続けるというものです。
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